コロナウィルスに関する報道が徐々に活発化していることを認識してから、早いもので2ヶ月近くが経過しようとしています。
弊社は、美容業向けにコンサルティングやセミナーなどを提供しているサービス業です。
世間では、2月中旬あたりから、様々なイベントや行事の中止や延期が取り沙汰されるようになり、わたしの周囲の同業者の間でも「セミナーや研修の仕事がなくなって、大ピンチ!」という声が、どんどん増えていきました。
でも、よくよく考えてみれば、「これって不思議だなぁ」と内心思っていました。
(意外とチキンなので、公には発信せず)
なぜならば、わたしたちの仕事(経営コンサルタント)は、企業がピンチになった時こそ、増えるからです。
最終的には「企業の売上アップ」を実現するためのサポートをするのが目的であり、そのための手段として提供するサービスが、コンサルティングやセミナー、研修です。
「売上の減少」や「集客力の低下」、「資金繰りの悪化」といった問題が起こった時こそが、わたしたちの出番なのです。
現に弊社の場合、コロナショックが起こってからは、セミナーや講演の新規のご依頼は1件しかきていませんが、新規のウェブコンサルティングに関するお問い合わせは、コンスタントに2日に1件程度いただいています。
(弊社は個人会社なので、これでも多い方なのです)
加えて、これまでご支援させていただいたクライアント様からのお問い合わせもありますし、すべてのご依頼についてお断りできるような状況ではないと認識していますから、必死にスケジューリングして全て対応させていただいております。
(多少お待たせさせてしまっている企業様もあり、そこは申し訳ない気持ちでおります)
このように、弊社は業界特化型とはいえ、提供しているサービスが多岐にわたるので、自然とリスク分散できている状況ではありますが、講師業1本で活動している仲間もたくさんいるので、そういった人たちにとっては売上面では大打撃となっていることでしょう(コンサルやっていないコンサル仲間、こんなに多かったっけ?という衝撃の事実)。
それでもやっぱり、「ピンチはチャンス」だとしか、わたしは思えません。
中には、「仕事がなくなった」と落ち込むばかりで何のアクションも起こさない人もいれば、「仕事がなくなった」からこそ、今回の事態を踏まえた上で新しいサービスの提供の在り方を模索し、積極的に情報発信している素晴らしい仲間もいます。
わたしが同じ立場になったら、断然、後者でありたい!
今は、目の前のクライアント様の対応に追われる日々ですが、今回のことを踏まえて、弊社も何かしらの変化を遂げた姿をお見せしたいと思うのです。
つだまどか